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2007年7月14日 (土)

第33回 アメリカズカップ プロトコル発表

7月5日にアリンギの母体、ソシエテ・ノーティーク・ドゥ・ジュネーブ
(Société Nautique de Genève: SNG)から、第33回アメリカズカップの大会運営議定書(プロトコル)が発表されました。
http://multimedia.americascup.com/multimedia/docs/2007/07/33ac_protocol.pdf

要点としては、
・運営母体は32回大会同様ACM(アメリカズカップマネジメント)
・Challenger of Record(挑戦者代表)はClub Náutico Español de Vela(註: Desafío Español 2007を母体に新結成された)
・次回開催は2009~2011年。2007年12月31日までに正式発表。
・挑戦艇決定戦に防衛艇も参加可能(註:本戦までに性能比較できるのでアリンギに有利)
・使用するヨットは全く新しいACクラス。
・クルーおよびデザインチームに国籍条項なし。

開催地に関しては、ACM(=アリンギ)がヨーロッパ各地を天秤にかけてる状況。 ("おまえんとこ、いくら金出せるんや??"みたいな・・・)

もう"勝てば官軍"、カップ保有者はなんでもできますね。
まぁ、ニューヨーク・ヨットクラブ(NYYC)もこうやって130年カップを守ってきたわけですけど・・・

気になる新しいACC(America's Cup Class)に関しては、プロトコルの14条に概要が記載されています。
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14 競技に使用するヨット
14.1 ACCルールの改定:ACMは現行のACCルール見直しと改定を行って、新しいACCルールを2007年12月31日まで(或いは同日に発表されるそれ以降の日)に制定する。この制定日から新しいACCルールに則った最初のレースまでは、最低18ヶ月をとる。新しいACCルールは最大長90フィートで、レース中のドラフト(喫水)は6.5m。但しスライディングキールの採用で入港時には4.1mまで喫水を浅く出来る。レガッタ中の全てのレースは、この新しいACCルールに準拠したACCヨットで争われる。

14.2 スライディングキール:新しいACCルールに準拠するためには、センターボードかスライディングキールをもつ艇の使用が許される。
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バタワースは操作の難しい船にしたいと発言しているので、きっと巨大なカッ飛びヨットにしたいのでしょう。
このコンセプトには賛否両論あるでしょうが、セーリングシーンは相当迫力あるものになりそうです。

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