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2007年7月19日 (木)

GGYCの抗議に対するCNEVの反論

33rd America’s Cupを巡る動きは益々ややこしくなってきました。

まず、7月11日にゴールデンゲート・ヨットクラブ(Golden Gate Yacht Club:GGYC)がソシエテ・ノーティーク・ドゥ・ジュネーブ(Société Nautique de Genève:SNG)に対し、クラブ・ナウティコ・エスパニョール・デ・ベラ(Club Náutico Español de Vela:CNEV)は挑戦者代表(Challenger of Record)として不適格であるとして抗議書を提出したことは前述の通りです。
GGYCはその中で、CNEVはクラブとして年次レガッタ(annual regatta)を開催した実績がないことを指摘していました。

これに反論する形で、翌7月12日CNEVは7月中に年度レースを開催する旨を表明しました。さらに翌13日にはCNEV主催による”デサフィオ・エスパニョール・トロフィー”というレースが7月13・14両日に開催されると、レアル・フェデラシオン・エスパニョール・デ・ベラ(Real Federación Española de Vela:RFEV =スペイン王立セーリング連盟)より発表されました。ちなみにRFEVは前回の第32回アメリカズカップに出場したデサフィオ・エスパニョール2007の運営母体であり、また、そもそもCNEVはRFEVから分離独立する形で急増された組織です。

この”デサフィオ・トロフィー”で驚くべきは、何とこのレースに使用されるヨットは、OPクラス(ジュニア用の小型ディンギー)だというのです!

ことの次第は、あるスペイン人セーリングジャーナリストのブログ(http://elblogdejaumesoler.blogspot.com/2007/07/club-fantasmaregata-fantasma.html)にレポートされています。それによると、このイベントはどう見ても夏休みの子供向けセーリング教室の域を出ないものだったというのです。

070717_05_03  070717_05_02

Diplomascear

上記写真の3枚目は”デサフィオ・エスパニョール・トロフィー”の授与式の模様ですが、どう見てもセーリング教室の参加証を子供たちに渡しているようにしか見えません。(写真はイベントの様子を伝えるRFEVのウェブサイトhttp://rfev.info/rfev/rfev.php?idioma=es&area=a02&seccio=s01&apartat=p01&id=070717_05より引用)

ということで、CNEVのChallenger of Recordとしての資格を疑問視する声が急速に高まりつつあります。しかし、ここまで来ると何とも茶番ですね…

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