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2007年7月24日 (火)

SNG側の動向

まず、SNG及びACM側に動きがありました。

Valencia Sailingによると、現地時間の月曜マドリードでエルネスト・ベルタレリはサパテロ・スペイン首相と会談、その結果バレンシアでの開催に関する正式合意は8月末以降となることが発表されました。スペイン政府によれば問題は行政側(中央・地方・市)の調整が遅れているためとのことです。とはいえ大筋では合意に達しており、2008年のアクト、2009年のロレックスカップ、アメリカスカップのバレンシア開催はほぼ決まりと言えそうです。

一方GGYCの一連の行動に対するSNGの初めて公式見解が、最近できた33rd America's Cupの公式ウェブサイトにアップされました(http://www.americascup.com/en/33rd/news.php)。それによるとSNG副会長フレッド・メイヤーのコメントとして、
「GGYCの訴訟及び90ftマルチハルでの挑戦表明は状況を混乱させるだけであり、SNGはGGYCと交渉するつもりはない。CNEVの合法性は明らかであり、SNGはGGYCが訴訟を取り下げ(プロトコルを受け入れた)他の挑戦者と合流することを望む。32回大会の成功は衆目の一致するところであり、GGYCの行動はカップを80年代後半に推し戻すものである。SNGはアメリカスカップがより発展していくことを見据えているのだ。」
ということです。

アメリカスカップは近代スポーツとしては非常に珍しい(遅れた?)体系であり、それをACMというマネジメント組織を軸として一気に近代化を進めようというのがSNG(=エルネスト・ベルタレリ)の思惑なのでしょう。
これに反発して去って行ったのがルイヴィトンであり、またSNGの専横に牽制を掛けたいのがGGYCらであるといえるかもしれません。

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