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2008年11月 2日 (日)

茶番の続き? CNEVの第2回年次レガッタ

アリンギの意を受けて、次回アメリカスカップの挑戦者代表(チャレンジャー・オブ・レコード)となるべく急造されたスペインのヨットクラブ、クラブ・ナウティコ・エスパニョール・デ・ベラ(Club Náutico Español de Vela:CNEV)が、アメリカスカップの憲法たる「贈与証書」に定義されたヨットクラブの要件である「年次レガッタの開催」を満たす為、別途子供向けに開催されていたヨット大会を急遽独自の年次レガッタとして認定した茶番は、昨年このブログ(http://kazenotayori.air-nifty.com/americascup/2007/07/ggyccnev_5e4b.html)でもお伝えしたとおりです。

そのCNEVですが、BMWオラクルとアリンギのアメリカスカップをめぐる法廷闘争の過程で一旦はチャレンジャー・オブ・レコードとしての要件を満たしていないと認定された為、ヨットクラブとしての活動も全くなく開店休業状態でした(実際数名のスタッフが名義上存在しているだけで、所謂ヨットクラブ会員は一切いませんでした。)。

それが7月のニューヨーク州最高裁判所の上訴審で一転してチャレンジャー・オブ・レコードとして認定されたため、急遽目に見える活動を再開し、来る11月6~9日にバレンシアで第2回年次レガッタを開催することを決めました。

レース公示はCNEVのウェブサイト(http://www.clubnauticoev.com/index.php?regatas)で確認できますが、子供向けであるOPディンギーを使用した昨年のレガッタから一転し、今年は何とヨット界の頂点たるアメリカスカップクラス(ACC)ボートを使用することになりました。(なんというか、もうハチャメチャです・・・)

この大会のホストたるCNEVは、デサフィオ・エスパニョールが昨年の第32回アメリカスカップで使用したACCボート、ESP-97を使用します。覇者アリンギもカップウィナーSUI-100で出場する他、ルナロッサもITA-94で、また次回大会への挑戦を目指している英国のチーム・オリジンもデサフィオのリザーブボート、ESP-88をチャーターして参戦するということです。(http://valenciasailing.blogspot.com/2008/10/alinghi-desafo-and-luna-rossa-to-race.html

美しいアメリカスカップクラスボートでのレースを、再び海上で見ることが出来るのはありがたいのですが、しかし去年からの変わりようを考えると、開いた口が塞がらないというか何というか・・・。

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コメント

とんべい様

ブログあったのね!

先ほど、全日本OPから帰ってきたばかりです。
蒲郡で開催された4日間のレガッタは微風から順風までとまんべんなく吹いて選手にとっては良いレガッタでした。

しかし、貴兄の話のOPからACへのレガッタの変更ぶりはスゴイ!!ラテンな国情でしか理解出来ない神経ですね。

日本もこれぐらい馬鹿げた開いた口が塞がらないようなレガッタを企画して欲しいものですね。

投稿: yonosuke | 2008年11月 3日 (月) 01時10分

よのすけさん

ご無沙汰しております。
先日のJ24ワールドミーティングの際は大変申し訳ありませんでした。ブログ拝読させていただきましたが、本当にアナポリスって素敵な街ですね。お手伝いできなかったことが、返す返すも残念で仕方ありません。

さてさて本ブログですが、実は去年のアメリカスカップが余りに面白かったので、レースレポートからその後の情報収集を目的に始めたのでした。

本当はMixiの方をプライベートの日記にして、こっちはACに特化して完全に切り離すつもりだったのですが、プライベート日記の方は一向に更新できていないので、この際両方を統合することにしました。

サンディエゴに来て以来余りレースにも出れず退屈していますので、ここで少しでもヨットレースとつながっていたいという感じです。

また是非遊びにいらしてください。

投稿: とんべい | 2008年11月 3日 (月) 20時35分

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