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2008年11月 8日 (土)

デサフィオ・トロフィー 開幕!

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現段階で次回第33回アメリカスカップの挑戦者代表に認定されているスペインのヨットクラブ、クラブ・ナウティコ・エスパニョール・デ・ベラ(Club Náutico Español de Vela:CNEV)の第2回年次レガッタ、デサフィオ・トロフィー(Desafío Trophy)が開幕しました。(動画はリンクをご参照ください)

参加チームは、ホストであるCNVEからデサフィオ・エスパニョールのESP-97で出場した他、覇者アリンギがカップウィナーSUI-100、ルナロッサがITA-94で、また次回大会への挑戦を目指している英国のチーム・オリジンがデサフィオのトライアルボート、ESP-88で出場しています。

注目のクルーですが、まずデサフィオは昨年の第32回アメリカスカップでヘルムをとった Paul Cayard が都合(バレンシア行きのフライトが取れなかったそうです)により参加できず、代わってセカンドヘルムスである Laureano Wizner が舵をとります。

アリンギも Ed Baird が他のレースに出場中のため、こちらは昨年タクティシャンを務めた Murray Jones がヘルムをとります。

ルナロッサの場合、昨年の躍進の原動力となったヘルムス、 James Spithill が BMWオラクルに引き抜かれたため、アリンギのトレーニング・ヘルムスであった Peter Holmberg が舵をとり、北京オリンピック・スター級銀メダリストのブラジル人、Robert Scheidt がタクティシャンとして補佐します。

最後にチーム・オリジンですが、シドニーでレーザー、アテネ・北京でフィンと3度金メダルに輝いた英国人 Ben Ainslie がヘルムをとっています。

レースレポートがバレンシア・セーリングで紹介されていますので、皆さんにもお伝えします。

レースはフリートレース形式で行われ、まず第1レース、5 - 6ノットの軽風下、チーム・オリジンのESP-88がうまく艇を滑らせトップを取ります。アリンギも第1上マークまではオリジンに肉薄していましたが、前日の記者会見で「クルーの動きがまだ錆付いているカンジがする」と発言していた Murray Jones の心配が的中し、初回のジャイブでスピンを破り後退、ルナロッサに抜かれてしまいます。

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一方デサフィオは最初の風上航で他の3艇と異なる右海面を選択し、完全に離されておしまい。結果、1位オリジン、2位ルナロッサ、3位アリンギ、4位デサフィオとなりました。

続いて第2レース、8 - 9ノットに上がった風の下、今度はアリンギのSUI-100が素晴らしいスピードを見せ、スタートからゴールまで一度もトップの座を奪われることなく、危なげなく勝利を収めました。結果は、1位アリンギ、2位デサフィオ、3位ルナロッサ、4位オリジンでした。やはり、SUI-100のボートスピードは飛び抜けているのかもしれません。

しかし、一年ぶりに見るACクラスボートの姿は、やはり美しいものです。早く法廷闘争にけりをつけて欲しいと願うばかりです。

(画像はバレンシア・セーリングから引用させて頂きました。)

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