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2008年11月 6日 (木)

次回アメリカス・カップに向けたコスト削減策 2

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現在のアメリカスカップ保有者、アリンギのオーナーであるエルネスト・ベルタレリが次回大会へ向けて描いている新しいアメリカスカップクラス(IACC)ボートの姿、即ち世界経済の現状に則した、より低予算で実現可能な新ルールのアイデアに関しては、以前このブログ(http://kazenotayori.air-nifty.com/americascup/2008/11/post-cc12.html)でもお伝えしたとおりです。

このベルタレリ案に対し、イタリアのアメリカスカップチーム、マスカルゾーネ・ラティノの代表であるビンセンツォ・オノラート(Vincenzo Onorato)の反論が、マスカルゾーネのHPにアップされていますのでご紹介します。http://www.mascalzonelatino.it/home.html?MainID=1&SubID=35&ArticleID=339

今回の第33回アメリカスカップを巡るアリンギとBMWオラクルとの法廷闘争において、オノラートは一貫してBMWオラクルのラリー・エリソンを支持する立場をとっています。そのことを考慮に入れつつ、ご一読ください。

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まずは10月30日ジュネーブにおいてアリンギ、及び次回アメリカスカップ挑戦チームが集まって開かれた会議に、マスカルゾーネが出席できなかったことをお詫びしたい。11月11日に予定されている次回の会議には必ず出席するつもりでいる。

しかし、もし会議に参加していたとしても、我々はゴールデンゲート・ヨットクラブ、BMWオラクルに対し提訴を取り下げるように呼び掛けた文書にはサインしなかっただろう。いままで何度も言及してきたように、我々は全てのチームに勝ち得るチャンスのある公平なルールの下で大会運営をすべきというBMWオラクルの主張を支持している。この係争を終わらせるもっとも単純な解決策は、前回第32回アメリカスカップのプロトコル(大会実行議定書)に立ち戻るということだ。

アメリカスカップの使用ヨットに関して言えば、1929年の世界大恐慌以来の経済危機下、新しいクラスを作ることは全く意味がない。

新しいクラスを作るということは、直ちに研究開発への新たな投資を意味し、また既に100艇以上が建造されている現行のアメリカスカップクラスを捨て去ることも意味する。

現在アメリカスカップが直面している2つのトラウマ、即ち現在の経済危機とアリンギ・オラクルの法廷闘争の双方を治めるには、既にエキサイティングなレガッタになることが保証されている現行のアメリカスカップクラス・バージョン5へ、少なくともあと1回は戻るべきだ。この方法をとれば低予算化による参加チームの増加も見込める。

前回アメリカスカップで使用したヨットをもう一度使ったらどうだろうか?スポンサー探しという点でも充分意味があると思うが。

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