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2008年12月23日 (火)

アリンギ、フレンチ・スピリットに救いの手を差し伸べる。

往年のフレンチセーラー、マーク・パジョ(Marc Pajot)率いるチーム・フレンチ・スピリット(Team French Spirit)が、主に予算上の問題によりルイヴィトン・パシフィック・シリーズへの出場を辞退したことは、以前このブログでもお伝えしました。その際、ACボートを保有しないニューカマーにとって、ACボートでのトレーニング&実戦を経験する絶好のチャンスを逃したと指摘しましたが、この新チームに対しアリンギが救いの手を差し伸べることになりました。

チーム・フレンチ・スピリットのプレスリリースによると、来年7月にバレンシアで開催される予定のプレレガッタに、アリンギの保有するSUI-64の貸与を受けて出場することとなりました。

Sui64

SUI-64は2003年ニュージーランド・オークランドで開催された第31回アメリカスカップにおいて、チーム・ニュージーランドのNZL-82を5タテで破りカップを勝ち取った優勝艇です。フレンチ・スピリットは、その由緒正しきボートの貸与を受けて、トレーニング&実戦を経験することが可能となりました。恐らく低予算で四苦八苦していたマーク・パジョも、まずは最初のハードルを乗り越えホッとしていることでしょう。

ちなみにアリンギは過去に下記5艇のACボートを保有してきましたが、現在はSUI-64とSUI-100の2艇のカップウィナーを手元に残すのみとなっています。

SUI-59: 元々は2000年に開催された第30回アメリカスカップへ出場したスイスチャレンジャー FAST 2000が建造したボート「Be Happy」。当初は非常に先鋭的なタンデムキールが装備されていた(下記写真)。

Fast_2000_2 

アリンギはこれを購入後、5ヶ月を掛けて標準的なシングルキールへ改造。2004年8月 +39 challenge へ売却、現在は ITA-59。

Sui59_64_4   

SUI-64: 2003年アメリカスカップ・ウィナー。

SUI-75: SUI-64のトライアルボート。2007年7月チーム・オリジンへ売却、現在は GBR-75。

Sui75

SUI-91: SUI-100のトライアルボート。2007年10月チーム・ジャーマニーへ売却、現在は GER-91。

SUI-100: 2007年アメリカスカップ・ウィナー。

Sui91100

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