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2009年2月13日 (金)

アリンギがBMWオラクルを破り決勝進出。 ルイヴィトン・パシフィック・シリーズ13日目

ニューヨークへ行っている間にブログが1日遅れになってしまい、実際にはエミレーツ・チーム・ニュージーランド対アリンギの決勝レースが始まっていますので、アリンギとBMWオラクルの間で争われた挑戦者決定戦第2レースに関して、ここでは簡単に触れることにし、後日色々な情報を追って行きたいと思います。

挑戦者決定戦 決勝第2レース: アリンギ(P) ○ - ● BMWオラクル・レーシング(S)

http://race49.lvps09.com

スターボード・エントリーのオラクルはダイアルアップへ持ち込もうとしますが、アリンギはこれに乗らずコミッティボート側へ逃げます。オラクルはこれを追い、スタートBOXの右端で両艇サークリングに入ります。2度目のサークリングでオラクルはジャイブに入りますが、これが結果的にアリンギへラフするルームを与えることになります。スタート前1分30秒で両艇ラインを目指しますが、ジャイブの結果アリンギの上についてしまったオラクルは、コミッティボートギリギリまでラフしてくるアリンギに進路を絶たれ、完全にスタートで出遅れてしまいます。その後、アリンギは危なげなくリードを守り、1分以上の大差での勝利となりました。

オラクルはチーム・ニュージーランドの保有する2艇の内、ややスピードに劣るとされるNZL-84に乗っていましたが、Yachting World.comによれば、プレスタートの間にトリムタブがジャムってしまい完全な状態ではなかったようです。しかしクーツは「そんなことは言い訳にならない。負けは負けだ。これがスポーツさ。」と語っています。

上記のごとく、チーム・ニュージーランドの保有するNZL-92とNZL-84とでは性能差があるということが、現地では認識されつつあるようです。特にブラッド・バタワースは確信しているようで、アリンギはこのレースの最終レグで抗議旗をあげながら走ってきました。これはオラクルに対する抗議ではなく、大会運営側に対し「チーム・ニュージーランドとの決勝は俺達にボートを選ばせろ!」という抗議だったのです。で、結局本件はレース後審問されることとなり、アリンギにNZL-92を使わせることで決着。。。

ラウンドロビンでの欠場といい、今回の抗議といい、本当に勝つためには手段を選ばないというか、自分達のことしか考えないというか、何と後味の悪いことか。チーム・ニュージーランドの主要メンバーをごっそり引き抜いた成り立ちからして、アリンギというチームはこういうチームなのかもしれません。

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抗議旗(中央の小さい赤旗)を掲げるアリンギ

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