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2009年4月18日 (土)

マルチハルの準備を着々と進めるアリンギ

ゴールデンゲート・ヨットクラブ(GGYC)は、ソシエテ・ノーティーク・ドゥ・ジュネーブからの4月14日付書簡、及びこれに対する同クラブの4月17日付返書をウェブサイトに公開しました。

GGYC: SNG letter Dated: April 14, 2009

Sngggyc20apr_9

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2009年4月14日

94123 カリフォルニア州サンフランシスコ ヨットロード1番地

ゴールデンゲート・ヨットクラブ

マーカス・ヤング会長

親愛なる会長殿

私たちは2009年4月7日付の貴クラブ書簡を拝受しました。私たちは貴方とお会いする準備が出来ており、都合のつく限り早い時期にお会いしたいと考えております。そこで私たちは、2009年4月23日AM10:30よりスイス・ジュネーブのSNGにおいてお会いすることをご提案いたします。ついては、貴方のご都合、及びどなたがご出席されるかお教えください。

また、SNGは挑戦艇の船舶登録証を含む挑戦通知の受領をもって、GGYCからの挑戦を受け入れることといたします。

最後に贈与証書は挑戦者に対し船舶登録証を「可及的速やかに」提出するよう求めており、こちらからも再三ご提出いただくようお願いしていますが、今のところ受領していません。つきましては至急ご提出くださるようお願いいたします。

敬具

副会長

フレッド・メイヤー

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GGYC: GGYC letter Dated: April 17, 2009

Ggycsng20apr_2

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CH-1223 スイス・コロニー、ポール・ノワール

ソシエテ・ノーティーク・ドゥ・ジュネーブ、ピエール・イヴ・フィルメニッヒ会長

親愛なるフィルメニッヒ会長

4月23日にソシエテ・ノーティーク・ドゥ・ジュネーブへお招きいただいた4月14日付貴クラブ書簡に感謝いたします。ご承知の通り、エルネスト・ベルタレリとラリー・エリソンはほぼ同時期にヨーロッパにて会うべく調整中です。一方で私たちもSNGへお伺いし、第33回アメリカスカップへ向けた協議を開始したいと思います。

ゴールデンゲート・ヨットクラブ/BMWオラクル側からは、GGYC役員兼BMWオラクル法律顧問 メリンダ・アークレンズ(アメリカ)、BMWオラクル ルールアドバイザー リチャード・スレイター(オーストラリア)、BMWオラクル設計チーム マノーラ・ルイス・デ・エルビラ(スペイン)がお伺いいたします。

貴クラブからご招待を受けましたことには感謝いたしておりますが、それでも私たちは4月7日の書簡に記しましたように相互の同意の下、従来通り多数のチームが参加するモノハル艇でのレガッタをできるだけ早く開催することに全力をあげたく存じます。よって真剣な議論となることを願っております。

なお協議の詳細に関し、メリンダからどなたへご連絡差し上げればよいかお教えいただけましたら幸いです。

敬具

ゴールデンゲート・ヨットクラブ会長

マーカス・ヤング

CC チーム・アリンギ  エルネスト・ベルタレリ

     チーム・アリンギ  ブラッド・バタワース

     BMWオラクル・レーシング  ラッセル・クーツ

     BMWオラクル・レーシング  ラリー・エリソン

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実は、ラリー・エリソン及びラッセル・クーツらBMWオラクルの主要メンバーは4月22~26日にイタリアで行われるRC44チャンピオンツアー第2戦へ出場するため、招待された23日にSNGへ行くことができないのでした。(まぁSNG側も判っていながらこの日程を提示したんでしょうが・・・) しかし、恐らくラリー・エリソンは上記訪欧期間中或いはその前後でエルネスト・ベルタレリと会うつもりでいるものと思われます。

よって、SNGでの会議は主役を欠いたまま開催される為、どこまで議論が進展するかは甚だ疑問となりました。

一方、スイスのビルヌーブで、アリンギのマルチハルを建造するための大きなテントの建築が進んでいるという情報がセーリング・アナーキーのフォーラムへ寄せられています。

Laylinesmap_22_3

最近このフォーラムは、アリンギがどんなボートを造るか予想しあうことでえらく盛り上がっていて、全長115ft x 全幅75ft のカタマランのCAD図が飛び交っています。

テントの情報が本当なら、アリンギも本気でマルチハル対決を考えていると思われます。果たしてNY州最高裁判所の命令どおり、このまま来年2月のDeed of Gift(DOG)マッチへ双方突っ走るんでしょうか?

私はそう思います。

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