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2009年7月 7日 (火)

アリンギの新艇にはエンジンが!一方サンディエゴではオラクルも・・・

※この記事は2009年7月段階の情報であり、アメリカスカップの最新情報に関しては、当ブログのトップページ、或いは左に記載されている最近の記事をご覧ください。(2010年1月追記)

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スイス・ビルヌーブで建造が進んでいたアリンギの新艇は、全体を覆っていたテントが取り除かれ、その全容が明らかになりました。

その結果、エンジンと思しき物体がスターン中央に設置され、ラダーとウィンチ設置部へ向け、油圧系統と思われる配管がされていることが判明しました。以下はセーリング・アナーキーのACフォーラムにアップされた写真です。

Sailing Anarchy Forums: Check the Alinghi tent coming down

2009_07_06_025c

Photo by Philippe Chaplin

写真右側の白いカバーからサイレンサーが顔を出しています。(焼け具合から見てチタン製でしょうか?) このエンジン搭載という事実が新たな法廷闘争を引き起こさないことを祈るばかりです。

2009_07_06_053c

Photo by Philippe Chaplin

見事な曲線を描くダガーボード。間違いなく最新テクノロジーを凝縮したボートといえるでしょう。

ちなみにこのアリンギの新艇は「アリンギ5(AL-5)」と命名され、下記のごとく極めて大まかな概要のみがチームの公式サイトで公表されています。

Alinghi: Alinghi catamaran unveiled

ボートタイプ: カーボンコンポジット製カタマラン

建造地: スイス・ビルヌーブ(アリンギ)及びコルジエ(ディシジョン)

水線長: 90フィート

建造工数: 100,000人時

使用されたカーボンファイバー: 30,000㎡

これ以外の詳細なスペックは依然明らかになっていませんが、チームのストラテジスト兼マストデザイン担当のマリー・ジョーンズがBYMニュースのインタビューに応え、まずソフトセイルで帆走テストを開始すること、一本マストであること、ウォーターバラストは存在しないこと、さらには別途2号艇を建造する可能性のあることを明らかにしています。

BYM News: Murray Jones & Dirk Kramers talk about the boat

一方、このアリンギの新艇公開に呼応する形で、BMWオラクルもサンディエゴで改造を進めていたモンスタートリマランをテントから引き出し、海上テスト再開へ向けた準備に入りました。

BMW Oracle: BMW Oracle Racing back on the water in San Diego.

下記は同じくセーリング・アナーキーのACフォーラムにアップされている写真です。

Sailing Anarchy Forums: THE RETURN OF DOGZILLA, First Photos

2l89mjr

Photo by Stingray

上が昨日の写真。下が以前サンディエゴ沖で撮影された写真。こちらもハルに大幅な改造を受けています。(果たしてこのボートは「BOR90」なのか、或いは「USA」と呼ばれることになるのでしょうか??)

今後チームはこの夏にかけてサンディエゴでのテストを続行するということですので、私も折を見て観察してこようと思います。(大将、今度こそ見に行きましょう!)

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