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2009年12月20日 (日)

シャーリー・ロバートソン、「BOR 90」に乗る。

前回のアップから10日経ちました。その間、第33回アメリカスカップの詳細に関する正式発表をずぅ~と待っていたのですが、依然何もありません。

途中バレンシア市長リタ・バルベラの主導により、開幕日を2月8日(月)から12日(金)へ変更するという案がでてきましたが、アリンギのトップ(もちろんあのわがまま坊ちゃんでしょう)が難色を示し、白紙撤回されています。

Sail World: Gladwell's Line: Swiss fail to back latest America's Cup moves

客観的に情勢を判断すると、少なくとも4戦先勝(最大7戦)に変更されるであろうと思われますが、あとはおぼっちゃまくんの判断次第です。

一方バレンシアでは既に受け入れ準備が進められています。何しろ今回対戦を行うボートは、全長全幅とも過去に例を見ないスケールですので、アリンギ/BMWオラクルのベースも拡張されることになりました。

Valencia Sailing: Meanwhile in Valencia... it feels like 2006 again !!!

特に注目されているのは、アリンギのベースに設置されたテントです。ブラッド・バタワースやマリー・ジョーンズらアリンギ関係者は、一貫してウィングセイルの存在を否定していますが、このテントの中でハードウィングが準備されつつあるのではないかというウワサが流れています。

開催まで2ヶ月を切り、依然中東ラアス・アル・ハイマにある防衛艇「アリンギ5」の移動にも2週間程度は必要となることを考慮すると、充分なテストを行えないまま、アリンギがハードウィングに手を出すとは考え難いのですが、何が起こるかわからないのがこの世界です。「贈与証書」の規定に拠ると、防衛側はスタートの直前まで使用艇の変更が許されているので、極論すれば「アリンギ5」以外のボートが突如出現しても不思議ではないのです。

一方BMWオラクルの挑戦艇「BOR 90」は、カーゴ船「Oceanlady」に乗せられ現在太平洋をパナマへ向け南下中です。(「Oceanlady」の現在位置はこのリンクで確認できます。数日前から意図的に情報が制限されているようですが・・・)

ということで、これといった話題が無いので、今日はCNNのセーリング関連番組「MainSail」の新しい映像をご紹介しましょう。

CNN.com MainSail presented by Shirley Robertson

番組の中でオリンピックのゴールドメダリストでもあるキャスター、シャーリー・ロバートソンは、「アリンギ5」に引き続き「BOR 90」のヘルムを握っています。現段階でロバートソンはトップシークレットである次回アメリカスカップの防衛艇・挑戦艇双方のヘルムを握った唯一の人物ということになります。

番組は、まずアメリカスカップの歴史に関するおさらいから始まります。カップの起源となったスクーナー「アメリカ」(レプリカ:本物は1945年に廃棄)の船上で、元祖”ミスターアメリカスカップ”ことデニス・コナーが自らの体験を語っています。

さらに、なぜ今回のアメリカスカップが巨大マルチハル同士の対決となったのか、史上初のマルチハル対決はどうなるのか、双方のオーナー:エルネスト・ベルタレリとラリー・エリソン、さらに両チームのスキッパー:ブラッド・バタワースとラッセル・クーツら、関係者のコメントを交えながらレポートしています。非常に見応えのある内容となっていますので、是非ご覧ください。

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オマケ: 昨日TVを見ていたら、CNNでこんなニュースが流れていました。

日本の将来は大丈夫か?!

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