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2010年1月 6日 (水)

バレンシアの準備は着々- 第33回アメリカスカップ

2010年2月8日に第一レースが予定されている第33回アメリカスカップへ向け、防衛者アリンギ、挑戦者BMWオラクルとも開催地バレンシアでの準備を着々と進めています。

共に1月4日にバレンシアへ到着した防衛艇「アリンギ5」と挑戦艇「BOR 90(USA)」ですが、何れもコンテナ船からの陸揚げを完了、「アリンギ5」は既にアメリカスカップハーバー内のアリンギベースで下架されました。

Alinghi: Alinghi 5 reaches final destination in Valencia's Port America's Cup

バレンシア・セーリング、並びにカタマランTKという各々現地バレンシアをベースとするセーリング関連ブログの情報によると、アリンギのベース前には新しいマストを搭載したトレーラーが到着し、荷下ろしを待っているということです。

Valencia Sailing: Alinghi 5 joins team base in Port America's Cup

このマストの映像を見る限り、アリンギはソフトセイルでの対戦を決意したようです。

一方のBMWオラクルですが、先日もお伝えしたとおりアメリカスカップハーバー内ではなく、その南に位置するバレンシアの商業港湾側に新たなベースを設営し、現在そのテント内で「BOR 90(USA)」の下架準備を進めています。

BMWオラクルの説明によると、アメリカスカップハーバー外に独自のベースを設営した理由は、関係者の安全を図るためとされています。

Img_2817b

ウィングセイルを倒すBOR 90 (2009年11月14日サンディエゴにて Photo Copyright Kazenotayori)

当ブログでもお伝えしてきたように、「BOR 90」のハードウィングセイルは、ウィンドセーリングのセイル同様"倒す"ことしか出来ません。よって、手狭なハーバー内でハードウィングを扱うことはリスクを伴うと判断したようです。言い換えると、BMWオラクルはハードウィングでの対戦を想定していると思われます。

一方、「アリンギ5」が使用している「3DL」の原産国問題に関しては、ISAFの任命したジュリー議長デイビッド・ティレット同席の下、昨年末シドニーにおいてアリンギ(ブラッド・バタワース、ハーミッシュ・ロス)とBMWオラクル(トム・イーマン、リチャード・スレーター)との会談が行われましたが、結論に至らなかったということです。

同会談では、「贈与証書」に規定された2戦先勝方式(最大3戦)を3戦先勝方式(最大5戦)、或いは4戦先勝方式(最大7戦)へ変更すること、さらには開催日を2月12日に変更すること等も改めて協議されたと見られていますが、こちらも結論に至りませんでした。その為、急遽追加協議を1月12日シンガポールで開催することになりました。

気になるTV放送等に関しても、結論が出ていないようです。ネックとなっているのは、バンクーバーオリンピックと日程が重なっている点であり、いまからTVのスケジュールを変更することは容易ではないと見られているようです。

やっぱり現地に飛ぶしかないか?(ホテルは前日までキャンセル可能なので、まだホールドしています・・・)

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