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2015年3月の記事

2015年3月28日 (土)

突然のルール変更

米国時間の3月25日、第35回アメリカズカップの大会運営組織 America's Cup Event Autority (ACEA) は、参戦コストの削減の為、レース使用艇を小型化するルール変更を発表しました。

ACEA: Significant cost saving measures planned for 2017 America's Cup

前回34回大会で使用された全長72フィートのAC72については、そのボートサイズからコントロールが難しく、導入を主導したラッセル・クーツ自身も「少し大きくしすぎた」と発言していたほどです。そのため、35回大会では全長62フィートのAC62の使用が決まっていました。それを今回さらに小型化するというものです。

今回の変更について、ACEA の広報責任者であるハーヴェイ・シラーは以下のように述べています。

「過去数ヶ月にわたるAC45改での検証の結果、ボートを小型化しても、アメリカズカップに相応しい迫力や技術開発、スポーツ性を維持しつつ、コストを大幅に削減できることが明らかになった」

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AC45改を使用したフォイリングテスト © ORACLE TEAM USA / Photo Balazs Gardi

ACEA によれば、技術革新とフォイリング時間の増加により、小型化したボートでもAC72と同等のスピードが得られるということです。

この変更に対し、ベン・エインズリ・レーシング(イギリス)のベン・エインズリ、チーム・フランスのフランク・カマス、アルテミス(スウェーデン)のイアン・パーシーが、それぞれ歓迎の意を表しています。

ボートの小型化により建造費や開発費の削減は可能です。さらに搭乗するクルーの人数も減る為、トータルでは大幅なコスト削減効果が期待できるでしょう。

しかし、今回の発表にルナロッサ(イタリア)とチーム・ニュージーランドは反発しています。

特に挑戦者代表であるルナロッサは強硬に反発しており、翌日以下のステートメントを発表しました。

Luna Rossa: Statement regarding the proposal of boat change for the 35th America's Cup

  • ルナロッサは今回のルール変更に断固として反対である。
  • クラスルール変更には全チームの合意が必要という大原則が守られないなら、ルナロッサは35回大会から撤退する。

今回の変更により使用艇は62フィートから48フィートへ変更されるといわれています。しかし、これでは元々"練習用"だったAC45と大差なくなってしまいます。さらに40フィート台のボートを使用するサーキットなら、他にもウジャウジャあります。ヨットレースの最高峰たるアメリカズカップのプレステージ性を考えたとき、それで良いのか?という疑問が残ります。それとも、この変更には何か別の意味があるのか?

いずれにしろ、またぞろアメリカズカップの世界がゴタゴタし始めました!(ゴタゴタしだすと俄然元気付く当ブログ(笑))

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JSAFアメリカズカップ委員会は日本のアメリカズカップ再挑戦へ向けて活動しています。

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2015年3月 4日 (水)

新生ニッポン挑戦作戦 発動!

前回の更新から少し間が空いてしまいました。その間、次回アメリカズカップの開催地発表、ニュージーランドのスキッパー、ディーン・バーカーのチーム離脱と、色々なニュースがありました。

しかし、我々日本人にとっての最大の関心事は、ウワサされる”第6の挑戦者”がどうなっているのか…では?

その真相が3月5日発売の Kazi 誌4月号に掲載されています。

http://www.kazi.co.jp/marine/kazi/2015/kz201504.html

詳細は西村一広さんによる記事をご覧頂くとして、とにかく

  • 日本がアメリカズカップに再挑戦することは、まったくの夢物語ではない!

のです。

そこで、まず第1ステップとして「ニッポンのユースアメリカズカップ参戦を真剣に考える」の活動を開始します。

前回サンフランシスコでのアメリカズカップは、フォイリングというセーリングの新しい可能性を示した画期的なイベントでした。以来、世界は新しい方向へ向けて着実に動きつつあります。我々だけが、とり残されるわけにはいきません。

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©ACEA/Photo Gilles Martin-Raget

そのために、まずこの↓フィールドへ日本チームを送りましょう!

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©ACEA/Photo Gilles Martin-Raget

世界が待ってるぜ!

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©ACEA/Photo Gilles Martin-Raget

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