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2015年4月 4日 (土)

プラダの退場とルイヴィトンの怒り

米国時間の4月2日、ついにルナロッサ(イタリア)が第35回アメリカズカップ挑戦からの撤退を表明しました。

Luna Rossa: Team Luna Rossa Challenge announces its withdrawal from the 35th America's Cup

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© ACEA / Luna Rossa

ルナロッサ・チャレンジは、プラダの総帥であるパトリッツィオ・ベルテッリが第30回アメリカズカップに挑戦する為1999年に設立したチームであり、アメリカズカップへの挑戦者決定戦を主催してきたルイヴィトンとともに、長年に渡ってアメリカズカップの世界に欠かせない存在でした。

しかし、去る3月25日に第35回アメリカズカップの大会運営組織であるアメリカズカップ・イベント・オーソリティ(ACEA)が、レース使用艇のルールを大幅に変更すること発表。ルナロッサはそれをに反発。最終的に大会からの撤退を表明する事態となりました。

今回ルナロッサの公式サイトで発表された声明文の要旨は、以下の通りです。

  • ACEAによる挑戦チームと防衛チームの多数決により、昨年参加チームの全会一致で決定されたクラスルールが覆されてしまった。
  • 今回のルール変更は実質的に使用艇のワンデザイン化を企てるものであり、19世紀から続くアメリカズカップの伝統に全く反するものである。
  • これはコスト削減を口実に、ボートデザインに対する防衛者側のアドバンテージを増すものでもある。
  • ルナロッサとしても、現行クラスルール中でコストを削減する提案を防衛者側に度々行ってきたが、今回の決定によりそれらも全て廃棄されることとなる。

この決定により、6月にカリアリで予定されていたアメリカズカップ・ワールドシリーズの第1戦もキャンセルされることとなりました。

これに対し、同じく長年アメリカズカップを支援しながら、昨年関係を解消したルイヴィトンのブルーノ・トルブレが防衛者であるオラクルを批判するコメントを出していますが、それについてはこちらをご覧下さい

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JSAFアメリカズカップ委員会は日本のアメリカズカップ再挑戦へ向けて活動しています。

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